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鞍は日本に伝わった頃から前輪、後輪を左右に分かれた居木で繋ぐ形式であったようで、以降細かい変化はあるものの基本的な構成は変わりませんでした。
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・軍陣鞍 |
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平安時代以降に軍用に用いられるようになった鞍で、甲冑武者を乗せて安定するように前輪、後輪が高く、肉厚になっております。 |
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・水干鞍 |
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元は役人が平常着の水干で馬に乗る際に使われていた鞍で、重厚な軍陣鞍に比べ前輪、後輪は低く肉薄、雉股の反りも小さいため優美な印象を受け、室町時代以降軍用にも用いられるようになります。 |
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・精兵衛鞍 |
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安価で丈夫な現代物の鞍(平成和鞍)です。合板製のため雉股の反りはありません。 |
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