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Home > Aircraft > Aircrafts Index > Fighter > F-117
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Manufucturer |
Designation |
Name |
Remarks |
No./B |
Lockheed |
YF-117A |
Nighthawk |
全規模開発機 |
5 |
Lockheed |
F-117A |
Nighthawk |
初期量産型 |
59 |
Lockheed |
F-117B |
Nighthawk |
低被探知レーダー搭載 防空網制圧機 計画中止 |
0 |
Lockheed |
F-117N |
Nighthawk |
艦上機型 計画中止 |
0 |
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・Engine エンジン |
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Manufucturer |
Designation |
Remarks |
Applications |
No./B |
General Electric |
F404-GE-F1D2 |
9,040lbf |
F-117 |
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アメリカでは共産国で日増しに発達する防空網に対抗するため1970年初頭からステルスの研究を始め、1974年にXST(Experimental
Stealth Technology)計画を立ち上げた。これに対しケリー・ジョンソンの後をついだベン・リッチ率いるLockheedのSkunk
Worksは菱形の機体を提案したが、とても空を飛べるような形状には見えなかったことからHopeless Diamondと名付けられた。その後独自に開発したRCS(レーダー断面積)計算プログラムにより徐々に進化していったLockheed案は、ソ連の科学者が1962年に発表したまま埋もれてしまい、1971年に米空軍により発掘されたRCS解析手法を組み込んだプログラムにより生み出されたNorthropの案と採用を競い、1976年4月に勝利を得た。模型を使ったRCS実測試験の結果両者に殆ど差はなかったものの、Northropの機体はインテイクスクリーンの影響で最大速度がMach0.65しかなかったことやLockheedにはSR-71等特殊な機体の実績が豊富だったことが勝因とされている。
工期短縮のためF-16のFly-by-Wire、F-5Eのエンジン、降着装置、B-52のINSなどを流用して1977年12月1日と1978年7月に初飛行したXST 1,2号機はどちらも墜落してしまったが、前述のソ連のRCS解析手法により更に進化したF-117Aの全規模開発機は1981年6月18日に初飛行し、試験飛行中に1機の損失を出しながらも1983年10月に作戦遂行能力を獲得、1990年までに全規模開発機5機を含めた64機が製造された。機体はRCSの計算を容易にするため平面の集まりで構成されているが、当然空力的には無理のある形状のため全く安定性が無く、それをFly-By-Wireにより補っている。
1989年12月19日のパナマ侵攻が初の実戦参加となったものの、パナマに十分な防空網は存在せず、また日中の作戦であり真価を発揮したとは言えなかったが、1990-1991年の湾岸戦争では通常機が近寄れない防空網の張り巡らされた危険なバクダッド周辺の空爆を担当し、1271ソーティーを実施して約80%の命中率を誇った。しかし1999年のコソボのアライドフォース作戦ではセルビアのレーダーを改造した地対空ミサイルSA-3により1機が撃墜されてしまい、そのため2003年ののイラクでの作戦にはEA-6Bのエスコートが付くようになり、Firstday StelthもB-2に譲ることとなった。それでも空軍はF-35Aが戦力化するまで使用し続ける予定でAGM-158運用能力獲得やアビオの改良などアップグレードを行っていたが、その頃生産が始まった次世代のステルス機であるF-22も攻撃能力を持っておりある程度F-117Aの任務を代替できること、ステルス性能の維持費が非常に高いことから早期退役が決定し、2008年4月22日をもって運用をを終了した。但し機体はいつでも現役復帰できるようNevadaの基地でモスボール保管されている。その後もたびたび目撃情報が寄せられており、試験用に運用されているのではないかと考えられている。
なお博物館に展示されている機体はステルス技術の流出を防ぐためにエッジ、垂直尾翼上半分、ノズルが取外された状態で空軍から貸与されるため、博物館が自費で独自に工夫しそれらしく再現している。 |
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